2024年上半期開講のセミナーの概要について（12） | 東京のセミナーならバーチュー・クリエイティング株式会社 | ブログ

おはようございます。

前回に引き続いての、講義に関するご紹介です。

第10回目の講義は、5月21日（火）1400-1600に宮坂直史先生にお願いしております。

宮坂先生は、現在、防衛大学校国際関係学科の教授をされておられます。「国際政治」がご専門で、研究テーマは、テロリズム論で、教育内容としては、危機管理、軍備管理不拡散、危機管理政策、安全保障政策などの教鞭をとっておられます。早稲田大学大学院のご卒業です（政治学修士）。著書としましては、『国際テロリズム論』（芦書房、2002年）、『日本はテロを防げるか』（筑摩書房、2004年）などがあり、多数の著作、論文があります。ご経歴としては、大学卒業後、日本郵政株式会社での勤務のご経験があり、大学院博士課程中退後、教職に就かれておられます。

講義の演題は、『テロリズムとビジネス：日本が直面するリアルな課題』

です。テロリズムについては、2001年の米国同時多発テロを契機として、その後のアフガニスタン戦争が生起した頃から、「対テロ戦争」が始まり、一躍、世間の注目を浴びるようになりました。実は、テロリズムは何かという、確立した定義は現在もないのですが、古くから、「テロ」と称される事案は、数多くあります。日本においても、第2次世界大戦以前、政財界要人に対するテロは頻発しておりましたし、戦後においても、多くのテロ事件が発生しております。

宮坂先生には、テロリズムについての基本的な説明から始まり、数多くの事例を参照しながら、その目的と効果、影響、そして世界における状況などを解説していただき、現代の日本が直面する課題について解説いただきます。ご講義にご期待下さい。

（次回に続く。）