現代社会における新「資本論」⑥ | 東京のセミナーならバーチュー・クリエイティング株式会社 | ブログ

おはようございます。

今回は、いわゆる「3K」労働についての話しになります。

3ヶとは「危険、きつい、汚い」の頭文字（かしらもじ）をとったものです、現在の日本人、特に若者がつきにくい職種のことをいいます。

そう言った職域では、社会の運営で必要な職域であり、ますが、どういう人達が働いているかといいますと、「在日外国人」の方々が多いです。最近、東京に住んでいる私の地域には、コンビニが多数ありますが、そこで従業員として働いている方は、若い在日外国人が多く、特に深夜帯はそうですね。

また、先日、某運輸・運送会社に単発の派遣のアルバイトで行ってきましたが、殆ど、在日外国人の方が、多数、働いていました。多かれ少なかれ、日本の現在の多くの職種において、そういう状態でしょう。

日本人の、特に若者がつきたがらない職域というのが、確かにあって、そういう所の労働を、在日外国人がカバーしているわけです。今、「技能実習生」の問題とか、世間では話題になっていますが、あらゆる職域で、働き手不足になっています。

日本政府も、その状況を踏まえ。「労働力」としての外国人の受け入れを進めていく施策を講じてきていますが、もはや日本社会の、隠れた基盤的部分では、外国人の活用が避けられない状況です。

その労働環境は、いわば「劣悪（れつあく）」な面も時にあり、時に、事件めいた事案が報道されたりすることがあります。外国人の方に取っては、日本に来て就労（しゅうろう）する事は、本国に居て働くよりも、かなり「高賃金」でしょうから、そこで家政だお金を、本国の家族に送金したりしているのかもしれません。

このようにな状況に多くの職域はあります。

それで、日本は表向きには、いわゆる「移民政策」はとっていないのですが、事実上の大幅な外国人労働力の受け入れに、舵（かじ）を切りつつあります。それにしても、問題は、過酷（かこく）な労働環境にならないことですね、それと、受け入れた方々の日本における生活支援も重要です。日本社会に、上手く適応できるような、方策を国や自治体は行う必要があります。日本語教育の問題も重要でしょう。これらの方策は、「治安」の維持にとっても、極めて、重要です。

いまや、欠かせない「労働力」としての在日外国人と日本人の「共生」ができるように、しなければいけません。在日外国人の人も、「郷（ごう）に入れば郷に従え」で、日本における「ルール」や「マナー」は守っていってもらわなければなりません。一方、日本人の方にも、在日外国人に対する「暖かい」眼差（まなざ）しが必要になります。

くれぐれも、現在の欧米で陥っているような、「移民」による社会的混乱や治安の悪化は避けなければなりません。公には移民政策はとっては日本はいませんが、各職域の現場における状況を踏まえて、外国人労働者の受け入れは、少子高齢化、人口減少の現在の日本においては、不可欠です。そこで、社会秩序の不安定化につながらないようにするため、細心の注意をもって、外国人の受け入れをしなければいけません。

現在の労働市場の環境を踏まえた現実的な施策が求められるところですが、外国人と日本人が、先述したように「うまく」共生できるように、双方の配慮と努力が求められます。