代表取締役の自己紹介と政治・経済・経営についての考え方(9)

query_builder 2024/02/19

おはようございます。

今回は、一頃、大きく社会の話題になっておりました、いわゆる「働き方改革」についての話しになります。この話しが大きく社会問題化するきっかけになったのは、某大手広告代理店会社の新入社員が、過度の残業を強(し)いられたことにより、自殺したことです。時は、安倍晋三政権の頃でしたが、政府は、残業規制を含めた働き方の見直しに取り組みました。国会などでの激しい議論や、マスコミなどでの大きな報道を経て、とにもかくにも、同改革にともなう、労働関係の法制の整備は進みました。

その内容は、残業時間の上限を大幅に引き下げるということなどが主眼でした。

これは、主として,民間企業に関する話しです。国家公務員には労働基準法は適用されず、勤務条件などについては、人事院の管轄の下にあると申し上げました。私の公務員時代は、その最終盤は、「働き方」の制度が、大幅に改善されましたね。例えば、フレックスタイム制の導入などです。一定の労働時間を確保した上で、公務員、個々人が、半ば自由に、勤務のシフトを組める。これには、かなり、勤務条件の改善につながりました。

個々の公務員の意識、職場の雰囲気なども変容し、ともかく、残業は極力せずに、勤務時間内で一日の仕事をすませ、それができれば、早い目に退庁するようになり、ワークライフバランスの大幅な改善につながりました。私の公務員時代の大部分の期間は、とかく、「ながら残業」が多かったです。一日の仕事が終われば、早く、帰路につけばいいのにと、私は思い、できるだけ実行してきましたが、中々、他の人は、そういう風には、できないという職場環境でした。昇進などにも差し支(つか)える場合もありますから。何となくといいますか、一日の仕事が終わっても、「だらだら」と職場に居残っていなければならない。そんな雰囲気でした。私などは,変わった部類の公務員だったかもしれません。

そういうことで、一部の、勤務上、大幅な残業をせざるを得ない部局に在職している時を除いて、公務員の働き方も改善されていってはいます。私が,就職してから、30年から40年、経(た)って、ようやく、そういう職場環境になってきました。

民間企業の方は、そうそう、ワークライフバランスの確保とばかりも言っておれない状況下にあるかもしれません。ただ、ともかくも、残業時間などの大幅な規制はなされ、いわゆる「過労死」の問題などは、解消されていくのではないでしょうか。このような公務員サイドの動きが、リーディングケースになって、「働き方改革」が進んでいけばいいですね。

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