代表取締役の自己紹介と政治・経済・経営についての考え方(11)

query_builder 2024/02/21

おはようございます。

今回は、前回に引き続いての話しです。「自利」についてはご理解いただけたと思います。では、「利他」ということは、どういうことでしょうか。

何か、仕事に限らず,物事を進めていく上で、みずからの利益を追求していくのですが、それだけでは、上手(うま)くいきません。かならず、相手方がいるわけで、その人たちにも利益になるようなことが必要です。

人間は「社会的動物」ですから、様々な共同体の中で、多くの人と交流しながら生活しています。そこで生ずる人間関係においては、ゲームの理論でいうところの「ゼロ・サムゲーム」になりがちですが、それを「プラス・サムゲーム」、「ポジティブ・サムゲーム」にしていかなければ、社会は、ギスギスしたものになってしまいます。

そして、「仕事」をすることに限らず、人間関係においては、自らの利益ばかりを考えて行動していると上手くいきません。協調性をもって行動し、自分の利益を図るとともに相手方の利益を図らなければ、結局は、いい成果は得られないです。お互いに、いわば、「ウィンウィン」の関係を築いていくことが、成功への早道なのです。

そして、私たちは,関係者のことだけでなく、それが主体と成ることは確かなのですが、この社会で生きている「社会人」としての「公(おおやけ)」の意識をもたなければいけません。当然,自らの利益を図る。それには、相手方の利益も考慮し、協調的行動をとらなければならなし。そして、それらのことは「社会の規範」や「法規範」などに合致したもので無ければ、社会からの指弾(しだん)を浴びて、結局失敗してしまう。自分の利益、相手方の利益、そして社会の利益の3つの意識を常に持たなければならない。

別に「モラル」に拘泥(こうでい)しましょうと、言いたいわけではありません。「自利利他」の精神に立脚することが、結局は成功への近道で、「得」をするのです。「『徳』は『得』なり」と、東洋思想の方では、よく言われます。「モラル」を説くと、時に、人は反発心を覚えます。特に、経済関係においては、「人間、きれい事だけでは生きられないよ」と言う向きも多いです。「結局は、弱肉共食なんだから」とも、良く聞きます。「騙しても儲けりゃいいいんだ」としがちです。

しかし、人生とは不思議なもので、人を騙(だま)して、自らの利益ばかりを考え、行動していると、かえって不利益を被(こうむ)ったり、失敗するものなのです。一見、迂遠(うえん)に見える「自利利他」の生き方をすることが、結局は、成功への早道であることを、知っておくこと、そして、それを実践することを心がけてみればいかがでしょうか。

一時の利害にとらわれてはいけません。人生、長い目でみると、結局、「正直者が得をする」のです。「モラル」として説かれ、その意味で考えると、反発心を覚えてしまうことがあるとしても、結局は、それが、一番の生き方なのでしょう。自らの利益の拡大を考えて、人を騙(だま)してばかりいると、大損します。

本当の,真の意味での「道徳的生き方」をすることで、成功を得られるのです。そして、それは前回に述べた「職業選択の自由」にも繋(つな)がるのです。

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