セミナー第２回「国際安全保障の真実：ビジネスの未来と日本の役割」開催 | 東京のセミナーならバーチュー・クリエイティング株式会社 | ブログ

おはようございます。

今日は、昨日（３月１２日）に開催された二つのセミナーについてご報告します。

先ず、第２回「国際安全保障の真実：ビジネスの未来と日本の役割」です。

講師は、東京国際大学の武田康裕先生です。

先生のご紹介をすると、北海道大学、東京大学大学院のご卒業で、２カ所ほどの財団の研究員を務められた後、防衛大学校に奉職され、教授や学科長などを務められた後、定年で退職され、現在は、東京国際大学で教授をなされているるとともに、学科長として、学校運営にも携われておられます。

第２回の講義は、午前１０時から１２時にかけて行われました。

聴講者は、会場が３名、オンラインが３名です。少人数のセミナーでしたが、内容は、大変、充実しておりました。

ご講義の内容は、「戦争と平和」論です。先生は、現在は、ポスト・ポスト冷戦期と捉えておられ、平和のためには戦争を学ばなければならないとの前提で、戦争とは何かについて、ご説明をされました。いわゆる「暴力」とは何かということで、それは、単に「悪」ととらえるのではなく、紛争と暴力の関係に言及され、戦争は、暴力の一種であるが、紛争を解決するためのものであると、説かれます。そして、現代の「新しい戦争論」の説明に入られ、これまでの戦争の歴史を踏まえながら、国家と戦争の関係についての話に及び、ご解説を終えられました。

その後、私（代表取締役）の方から、ご挨拶を兼ねた、簡単なブリーフィングを行いました。演題は、「防衛省・自衛隊の法的位置づけ」です。実は、午後は、先生の第３回目の日米同盟の話がありますので、第２回と第３回の架け橋になりますように、現行憲法の下における、特に自衛隊の法的な面からの位置づけ、役割の話をしました。

それから、質疑応答の時間に入り、フロアからや、オンライン参加者からの活発な質問もあり、先生の真摯（しんし）な受け答えの後、第２回目の講義は、無事に終了しました。

閑話休題（かんわきゅうだい）ですが、本日も、メトロ（地下鉄)で日比谷駅に行ったのですが、また、道が分からなくなり、途中で、清掃員をしておられた方にお尋ねし、道案内をしてもらいました。親切な方でして、懇切丁寧に教えていただきました。この場を借りて御礼を申し上げます。

そういうことで、午前の部の話はここまでにします。続けて、午後の部の話に繋（つな）げます。