代表取締役の自己紹介と政治・経済・経営についての考え方(31)

query_builder 2024/03/14

おはようございます。

今回も、「経営」の話を続けます。

経営の眼目として、「会社を潰(つぶ)さない程度に頑張ればいいのではないか」と、前回、申し上げました。経営者が、「利益至上主義」になって、社員に過大なノルマを課し、過度(かど)な成果を上げることを求めることの弊害を、逆説的に説明しました。

経営者の役割とは、何でしょうか。第1に、会社の経営方針を立てること。第2に、いい社風を築くこと。第3に、いい人材を見いだして育てること。第4に、その人材を「任用(にんよう)し、仕事を回していくこと、そして、第5に、会社の為(な)したことの「責任」は自らが負うこと、のサイクルでしょう。

東洋思想家の安岡正篤氏は、常々(つねづね)、「思考の3原則」を説いておられました。第1に、「短期的」にではなく「長期的」にものごとを見ること、第2に、

「一面的」にではなく「多面的」にものごとを見ること。第3に、「枝葉的」にではなく「根本的」にものごとを見ること、の3つです。このことを鑑みるに、よく思い出すのが、「日計(にっけい)足らず、歳計(さいけい)余りあり」のエピソードです。その細部は省略しますが、要するに、短期的に見た「利益」よりも、長期的に見た「利益」を重視しましょう、ということです。そこで、考えて見て下さい。現実の会社の「経営」には、どう臨(のぞ)んだらいいのでしょうか。

もちろん、「民間企業」ですから、「利潤(りじゅん)」の追求は勿論(もちろん)のことです。しかし、あまりに「成果主義」に走って、ノルマの達成にこだわり、社員が荒(すさ)んでしまい、険悪(けんあく)な社風になってしまったらどうなるでしょうか。以前のブログでも申し上げましたように、松下幸之助氏の言もご紹介しましたが、経営者が、考えなければいけないのは、「人造(ひとづく)り」、つまり人材の育成ではないでしょうか。短期的な「成果」より、社員の「人格」の向上を目指す経営をしなければいけないのではないでしょうか。言い換(か)えれば、いい「人材」が居れば、そしてその割合が多ければ、自然に、その会社の業績は上がっていくのです。その方が、会社にとって、翻(ひるがえ)って「利益」になるのです。

ここで、顧客の立場になって考えて見ましょう。何か、お茶を飲みたくなってカフェに行ったとします。もちろん、喉(のど)の乾(かわ)きを癒(い)やされます。そこで、そのカフェの店員さんが、気持ちよい接客態度であるのと、そうでないのとでは、その癒やされ度に、格段の違いがあるでしょう。その接客態度は、どう培(つちか)えばいいのか。何を求めに、顧客はカフェに行くのか。喉の渇きを癒やすだけなら、自動販売機でペットボトルを購入すればすむ話です。顧客の求めるものは様々です。単に、お茶を飲むことだけの人も多そうですね。そういう顧客のことは、ここでは捨象(しゃしょう)しましょう。私は、カフェに良く行くので、直ぐ分かります。でも、それだけではない顧客も、いまや少数派かもしれませんが居ます。その人たちは何を求めているのか。また、次回に考えてみたいと思います。

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バーチュー・クリエイティング株式会社

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