代表取締役の自己紹介と政治・経済・経営についての考え方(35)

query_builder 2024/03/18

おはようございます。

今回も。経営についての話です。

顧客が、例えば、買い物や飲食に行って、直接、接するのは誰かというと、そのお店の社員さんです。ホテルに宿泊しても、フロントとか、ベルボーイ・ガールの社員さんです。いわゆる現場です。顧客のお店に対する印象を大きく左右するのは、そぅいう現場の社員さんのサービスや接客態度です。お店を利用して、顧客にまた、来たいなと思わせるのは、そういう社員さんなのです。いわば、社員さんが、どういう人物であるかが、その店の浮沈(ふちん)を支えているのです。いわば「表の顔」と言って良いでしょう。

社員さんは、自分たちは「一従業員」であって、そのようなことを意識していないかもしれませんが、実はそうなのです。確かに「一従業員」であることも事実です。ここで、大事なことを述べましょう。「社員稼業(しゃいんかぎょう)」という教えがあります。よく私(代表取締役)が引用する、事業家の松下幸之助さんの言葉です。これは社員さん一人一人が、自分は社員さんであるとは思っていても、実は、自分たちが、その現場、現場の責任者であり、その「持ち場」での経営者であるとの意識を持って、お仕事に臨(のぞ)んで欲しいということなのです。

もちろん、会社などの組織体には、経営者、役員、管理職、就業員などという「ヒエラルキー」があります。それは、厳然たる事実です。しかし、これは、同じく事業家の稲盛和夫氏の言として以前のコラムで紹介しましたように、「経営は役割」なのです。経営者の仕事として、先に5つの事項をお示ししました。経営方針、社風、人材育成、任用、経営責任です。経営者は、それを心得ておけばいい。いわば「奥の院」の存在です。

会社の前線で、つまり現場で、日々、顧客と向かい合っているのは、社員さんなのです。その人たちが、自分は一従業員なのだから適当にやっていればいいや、とか、変な意味でのサラーリーマン意識でいると、会社としては、実は大変、困るのです。本当に最前線での「戦い」が「戦況」を左右するのです。社員さん一人一人が、自分はその現場での経営者であるとの意識を持って、自分たちが、その会社の浮沈というか運命を左右するとの認識で、日々の仕事に、常に創意工夫をして、取り組んで欲しいのです。それが「社員稼業」ということなのです。

そうした、一つ一つの小さな「経営体」の集積が、集まって、一つの大きな会社という「経営体」を維持している。何度も繰り返しますが、社員一人一人が、自分に与えられた(いわば「預(あず)かっている」)持ち場で、自分はその持ち場の「経営者」であるとの意識を持って仕事をして欲しいのです、

では、会社の経営者は何をするかと言えば、全体の目配(めくば)りをして、経営方針を立て、良き社風を造り、人材を発掘して育成し、その人材を任用し、会社の為したことの責任を取る、それです。できるだけ社員さんが、生き生きと働いてくれるような「企業風土(きぎょうふうど)」を作る。そして、後は、肝心(かんじん)なのは「現場」です。そこの、社員さんが、自分が直接、顧客に接している。そこで顧客が受ける印象の一つ一つが会社の「運命」を左右する。そういう認識を持って、日々のお仕事に取り組んで欲しいと思います。この話、また、次回に続けましょう。

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バーチュー・クリエイティング株式会社

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