代表取締役の自己紹介と政治・経済・経営についての考え方(38)

query_builder 2024/03/21

おはようございます。

前回に引き続きまして、私(代表取締役)の思うところを述べます。

人生は、筋書きの無いドラマですが、一つだけ、確実なことがあります。それは、人間は、何時(いつ)か確実に死ぬことです。生物の命には限りがあります。だからといって、刹那的(せつなてき)になったり、生きている間は享楽的(きょうらくてき)に生きようと、勧(すす)めているわけではありません。

教育家の森信三氏がおっしゃられていますが、「人生2度無し」。その人生のドラマには、何かをして、また、やり直せるかというわけには行けません。人生には、「消しゴム」はないのです。いやおうなしに、次から次へと人生は展開していきます。「後悔(こうかい)、先にたたず」。後で、「あの時、こうしておけば良かった」と振り返ってみても仕方ないのです。ただ、過去は、いい思い出にはなりますね。「あの時、誰と出会った、どんなことがあった、楽しかった」と思うのは、当然、誰にでもあることです。しかし、それは、あくまでも「思い出」。

戦国時代の剣豪の宮本武蔵氏がおっしゃているように、「我、事において後悔せず」という風に生きたいものです。西洋では、「チャンスの女神には、前髪しかない」といいます。「何かをしなかった」という後悔より、「何かして良かった」という、そういう人生を送りたいものです。成功、失敗という功利的(こうりてき)判断は、ひとまず、おいておきましょう。

人間には、誰しも、得手、不得手があります。性格も、常に前向きな人もいれば、引っ込み思案の人もいます。ただ、「日新」。「日に新たに、日々に新たに、まことに日々に新たなり」という東洋の格言があります。これは経団連会長を務められた、「メザシの土光」で有名な、土光敏夫氏の座右(ざゆう)の銘(めい)です。常に、昨日よりは今日、今日よりは明日、と、少しずつでも、進歩向上を目指したいですね。

これらのことは、若い人でも、ミドルの人でも、シニアの人でも、同じ事です。男女の性別も関係ありません。論語に、「朝(あした)に道を聞かば、夕(ゆう)べ

に死するとも可なり」と聖人の孔子(こうし)の言があります。前にも述べましたが、何事もなければ「人生100年時代」。現代は、そういう時代です。そこで、何故、私が、今回は、このようなことを強調しているかというと、刹那的(せつなてき)に生きて欲しくないからです。また、古典からの引用になりますが、「但惜身命(たんじゃくしんめい)、不惜身命(ふじゃくしんめい」とも言います。「身命」を惜しまないが故に、ただ、身命を惜しむ。

人生、確実なことは、必ず、生命には終わりがあるということです。死後の世界があるのかどうかは、分かりませんが、人生を終える時に、皆さんは、周りの、関係のある人に、そして、直接の関係がない人に対しても、その時に、本当のグッドバイです。これも孔子の言葉ですが、「未(いま)だ生を知らず。いずくんぞ死を知らん」。それぞれの人が、ハプニングに富(と)んだ、筋書きのないドラマの人生を、全力で生きていきましょう。この点、一つ、誤解を受けるといけないことがありますので、その話は次回に続けます。

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