代表取締役の自己紹介と政治・経済・経営についての考え方(39)

query_builder 2024/03/23

おはようございます。

前回の、今シリーズのブログの中で、「ハプニングに富んだ、筋書きのないドラマ」と申し上げました。これは、何を言いたいかと言いますと、人、それぞれの性格や人生観などがあります。自分は、波瀾万丈(はらんばんじょう)の人生を生きたい人もいれば、平穏無事(へいおんぶじ)を好む人もいる。行動力が抜群(ばつぐん)の人もいれば、「石橋を叩(たた)いても渡らない」人もいる。

作家の芥川龍之介氏は、「運命は性格の内にある」とおっしゃてましたが、まさに、そのとおりです。ですから、基本的には、それぞれの性格などに応じて人生を送ればいいのです。何も、無理することはありません。その人が、その人らしい、自分に向いている生き方をすれば、いいのです。但(ただ)、人生は「ハプニング」の連続です。「筋書き」はありません。それぞれの場面で、どう対応すればいいのか、迷うこともしばしばでしょう。

そこで、平素の生き方というか、普段の生活を、どう送っているかが大事になります。「凡事徹底(ぼんじてってい」という言葉があります。事業家の鍵山秀三郎氏が強調されていることです。これは、「平凡を非凡に努める」ということです。前にも言いましたが、「早熟(そうじゅく)の天才」はいます。でも、大体の人は「普通」の能力の人です。その人が、人生において、本当の意味で「勝利」しようと思ったら、どれだけ「努力」するかしかありません。前に林学者の本多静六氏の言葉を紹介しましたが、「天才とは努力すること」です。

禅(ぜん)の方でも、よく言いますが、「大修業」とは、何も特別なとをすることではないのです。日常生活の中で、当たり前のことを当たり前にやる。ある高僧が、仏教の秘技(ひぎ)を掴(つか)もうと焦っている、まだ若い修業僧(しゅぎょうそう)に言ったそうです。「朝飯は食ったか。食ったら茶碗(ちゃわん)を洗っときなさい」と。結局は、その積み重ねです。日常生活の中で、地道な「作業」を繰り返していく。繰り返しになますが、何も特別な神奇卓絶(しんきたくぜつ)な事を求めていかなくとも、その日常の工夫した生活態度、姿勢が、いざという時に生きてくるのです。

ある意味で、平和な日常生活を送っている中で、一方で、「常在戦場(じょうざいせんじょう)」に居るとの気持ちを忘れずに、真面目に、「平凡」な努力を積み重ねていく。「安(あん)に居て危(き)を忘れず」と言いますが、「行住坐臥(ぎょうじゅうざが)」座禅する。つまり、日常生活の中で、静かな工夫を常にしていく、ことが大事なのです。それが、繰り返しになりますが、いざという時に役立つのです。

世間では、「頭脳労働」はありがたがりますが、「肉体労働」を馬鹿(ばか)にする傾向もあります。勿論(もちろん)、前者は大事なことです。しかし、考えて下さい。多くは女性が担当している、日常している「家事」を当然に含めて、生活を、社会を動かしているのは、大部分、「後者」なのです。例えば、作家の曾野綾子氏は、「作家って肉体労働なのよね」と良く書かれています。

これまで、「経営」のあり方の話もしてきましたが、「経営とは役割である」との事業家の稲盛和夫氏の言を度々(たびたび)、引用してきました。かの大ヒット映画「踊る大捜査線」の中で俳優の織田裕二氏が演じる青島巡査の名台詞(めいせりふ)がありました。「事件は会議室で起こってるんじゃない。現場で起こってるんだ。」でしたでしょうか。この話、さらに次回に繋(つな)げていきます。

----------------------------------------------------------------------

バーチュー・クリエイティング株式会社

住所:東京都渋谷区恵比寿1丁目19-19 恵比寿ビジネスタワー10F

電話番号:03-5708-5985

----------------------------------------------------------------------