現代婚姻論(4)

query_builder 2024/05/01

おはようございます。

今回は、いわゆる「不倫」について、考えてみたいと思います。

以前のブログで、現在の結婚制度は、基本的に「一夫一妻」制度を採っていますが、実態は違うと申し上げました。その意味についてです。

日本の法律上、重婚は禁じられており、誰も、結婚は一人の相手としかできません。そして、結婚してからは、「貞操を守る義務」が、民法上、あります。つまり、「不倫」は、離婚事由の一つに成り、損害賠償請求の対象になります。一方、刑法上は、「姦通罪」なるものは、ありませんので、刑事上の責任を問われることは、ありません。

この現代社会においては、「不倫」なるものが、行われると、社会的なバッシングが凄(すご)いですよね。「不倫」の定義は、「配偶者以外と肉体関係を持つことと」と法律上、されています。その不倫が行われると、私などからすると、家庭の問題であり、不倫された側が、納得できなければ、離婚して、損害賠償金を貰(もら)えば、それでいいのではないかと思うのですが、特に、有名人の不倫が、一度(ひとたび)、発覚すると、もの凄い勢いで非難の報道がなされます。この現象は、何なのでしょうか。

ある、大学教授(恋愛学が専門)の論考を以前、読んだのですが、それによると、夫の四分の三、妻の三分の一が、不倫の経験があり、また、双方、四分の一位が、現在も不倫しているとのことです。その根拠となるデータの出典が明らかにされており、また、実名で書かれた論考ですから、「嘘」を書かれているわけではないと思います。

つまり、一夫一妻制と言いながら、実際は、配偶者以外と性的関係を持っているわけです。このことは、社会的には、「大スキャンダル」として扱われます。しかし、結婚の実態データが、先程、申し上げたとおりとすると、非難している人も、「どの面(つら)下げて」非難しているのか、疑問に思ってしまう次第です。

また、結婚していても。不倫すると、ある意味では、その時点では「離婚」しているのと、同じではないかとも思いますし、何のための結婚制度かとも思うでしょう。ただ、私の個人的見解として聞いていただければと思うのですが、不倫された人達が、不倫した配偶者に対して「憤り」を覚えるのは、分かります。私も、「不倫された側」の味方をします。ただ、「不倫」をしてしまう側の心理も分かるのです。考えて見て下さい。少なからず、真面目な「結婚生活」を送っている方は、ご立派で称賛(しょうさん)に値(あたい)しますが、以下の意見にもお耳を貸して下さい。

人間、男女とも30歳くらいで、結婚するとして、その後、50年くらいは結婚生活を送っているとして、配偶者としか「性的関係」を持てないということは、「苦痛」以外の何ものでもないような気が私にはするのですが。どこまでを、許容範囲とするかは別にして、「不倫」は、誰もがと言いませんが、多くの人が願望を持っているのではないでしょうか。そこで、現在の「一夫一妻」制度との矛盾が生じます。また、不倫にもいろいろあるでしょう。いわゆる「ワンナイトラブ」から、継続的なものまで。また、ただ、性的衝動にかられて行われるものから、恋愛感情を伴うものまで。こういった、様々な形態のものがあるでしょう。

このように、「不倫」をめぐる問題は、複雑なのです。いわゆる「建前」論ばかりを言っていても、らちがあかないのです。それが、機械ではない、人間の宿命かもしれません。「不倫」が、良くないことだとしても、どうしても「不倫」してしまう生き物です。多くの場合です。真面目に「結婚生活」を送っておられる方には、不思議なことかもしれませんが。

このことも、現在の若者の「非婚化」現象に繋(つな)がっているかもしれません。結婚以後、生涯(しょうがい)、一人の相手としか、「性生活」を送れないということに、本能的な「恐怖」を感じているのか、とも思われます。また、それが、社会への恨(うら)みとなって、今のような不倫バッシングの流行になっているのかもしれません。

私は、これらの問題を解決する、一つの腹案を持っています。次回には、そのことを述べてみたいと思います。

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