おはようございます。
今回は、女性にとっての「結婚」の位置づけ、意味合いの話をしたいと思います。
私(代表取締役)は男性ですから、男性から見ての見解であることは、ご承知おき下さい。
日頃、私は、女性に敬意を抱いています。女性の人生は、大変なものだと思います。この世に生まれてから、「女の子」として、可愛がられて育てられているでしょうが、そのうち「初潮」を迎え、「女」としての人生が始り、人により個人差が有るでしょうが、早い人は、10代のうちに、性の「初体験」を済ませ、そして、個々の男性経験を踏まえながら、30歳頃には、結婚になる。現在の日本の女性の平均初婚年齢は、29~30歳くらいだそうです。
話を聞いてみると、その頃の周囲からの結婚に向けてのプレッシャーは相当、強いみたいですね。とかく、「女」は、早く「結婚」しろの圧力がかかるらしいです。
そして、ともかくも婚約に至っても、いわゆる「マリッジ・ブルー」の始りです。結婚とは、楽しい「慶事」のはずなのに、「憂鬱感(ゆううつかん)」に襲(おそ)われる。結婚への不安です。
そして、ともかくも結婚する。すると、子供を授かる人は、授かる。これも、慶事の話なのに、今度は、「マタニティ・ブルー」になる。出産への不安です。身体的には「つわり」の症状も出てくる。身重(みもと)の身体を抱えて、10ヶ月ほどを過ごさなければならない。そして、今もあるかどうかは、分かり千が、世間では、特に職場において「マタ・ハラ」という被害を受けることがあるわけです。
そして、無事に出産しても、今度は、人によっては「産後うつ」に襲われる。これからは、「妻」としての役割だけでなく、「母」としての立ち居振る舞いを求められる。私は、経験がないから、聞いた話ですが、「子育て」は大変ですよね。生後すぐの、「夜泣き」への対処とか、定期的な「授乳」とか、お母さんとしての苦労は大変らしいですね。
そして、現在は、共働き家庭の方が、専業主婦家庭より遙(はる)かに多いですから、家庭のことに加えて、職業生活もしなければならない。子供が小さい時期は、託児施設(たくじしぜつ)に預けなければ「」いけない。一頃、「待機児童(たいきじどう)」のことが大問題になっていた時期もありました。
結婚して、子供ができると、家庭は子供中心になります。「お母さん」として意識・行動しなければならない。よく、「おふくろの味」といいますとね。これは、食事だけの意味合いでは、ありません。子供にとって、「お母さん」とは特別の存在なのです。よき「母」としての振る舞い、大変ですよ。
一方、「妻」としては、どうでしょう。夫婦関係が、上手くいっていればいいですが、これも悩みの種になることがあります。私は、夫婦関係は上手くいくためのコツの一つは、「性生活」にあると思います。ともかくも、できるだけ、ご夫婦で「性的関係」を続けて下さい。とかく、セックスレスに、新婚期を過ぎると、なってしまう傾向があるらしいですが、これは、夫婦不和の遠因になりますね。
そして、結婚生活も過ぎゆき、子供も成長し、独立して、夫婦二人の関係になります。これからが、どうやっていくかです。これまでは、子供は「かすがい」になってくれていましたが、ここで「熟年離婚」に至ることもある。これを避けるコツは、夫が、それまでの結婚生活に、それだけ協力的だったかに、かかっています。ここは、夫たる人にいいたい。これまで、「不倫」についての話もしてきましたが、私は「不倫」を一概に悪者視するものではありません。不倫してしまうことも、時にはあるでしょう。しかし、不倫と同時に、強い「愛妻家」であって欲しいのです。不倫することは、仮にあったとしても、無くてもいいのですが、同時に配偶者たる妻を「愛して」、大事にして欲しい。すると、何とか、事態は治まるでしょう。子育て、家事への協力は当然のことです。それが、夫たるものの「甲斐性(かししょう)」というものです。
そのうち、子供が結婚したら、それは個人の自由の問題ですが。孫もできるかもしれない。晴れて、祖父母になるわけです。そして、家族に囲まれながら、やがて、この世から、あの世に旅立つことになります。
「女としての人生」は、かくも大変なものだと、思います。結婚するのも、結婚しないのも個人の自由の領域に属することです。出産も、基本的には、「母」になる女性のご希望を優先でしょう。女性が、経済的自立を達成している現在、「夫」はどういう立ち居振る舞いをしなければならないかも、考え直すべきですね、ということを、私は思います。
バーチュー・クリエイティング株式会社
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