おはようございます。
今回は、男性にとっての結婚の位置づけ、意義を見ましょう。
一般に、男性にとっても、結婚は慶事であり、人生の数あるイベントの中でも、重要なものの一つであることは、女性の場合と変わりありません。ただし、女性と違って、結婚適齢期というのはありませんね。女性は、多くの場合、子供を持つことを希望される人も多いと思いますので、出産に適した年齢幅があります。高齢出産は危険ですからね。20代から40代くらいでしょうか。男性の場合は、それを、気にすることは少ないですね。
今。結婚を希望しない人が、男性は増えています。「生涯未婚率」というのがありまして、これは、50歳時点で結婚したことのない人の割合ですが、男性は、現時点で四分の一から三分の一に、なろうとしているのでは、ないですかね。大きい数字ですよね、これは、何故なのでしょうか。
はっきりした理由は、分かりません。巷(ちまた)、言われているのは、もっぱら経済的理由です。所得が、少ないから、結婚したくてもできない。確かに、結婚生活には、何かとお金はかかるでしょう。でも、考えて見て下さい、日本には「貧乏人の子だくさん」という言葉がありました。また、世界的に見ても、いわゆる「先進国」ほど、出生率の低下が目立ちます、「発展途上国」の人口増加は続いています。
さらにいうと、お金が無いと言いますが、女性が昔と違って、経済的自立ができるようになったことも、返って、結婚年齢の少なくとも「晩婚化」につながっているのではないですかね。
すると、経済的要因を否定はしませんが、結婚をしない理由、特に男性がその割合が多いことを、どう捉えるべきでしょうか。私(代表取締役)は実は「未婚」です。お付き合いをしている人はいます。但(ただ)、現時点では、「結婚」していません。その大きな理由は、これまで述べてきた、現在の「結婚」制度が、とても「負担感」があるからです。結婚、即ち、婚姻届を出すことにより生ずる権利義務関係が、私には煩(わずら)わしいのす。お付き合いしている女性は、大好きです。でも「結婚」というと、その相手方自身も、それを希望していないのです。今のまま、「未婚」で、おつきあいしていた方が、幸福感がお互い高いのです。
これは、私の場合の話です。他の人の場合は、様々な理由があるかもしれません。現代社会は便利ですから、結婚してなくとも、困る箏は少ないです、結婚して家庭を持つという、いわゆるステレオタイプの人生を送りたくない人も多いのでしょう。これからは、晩婚化どころか「非婚化」の時代の到来かとも言われています。私の知己友人にも、未婚の人も、結構います。
即ち、男性にとっては、結婚という「イベント」の重要性が、個人の価値判断の中で低下しているのです。女性とは、その点が異なるのかもしれません。
だいぶ、前のブログで申し上げた、人間にとっての「巣作り」の重要性は、まだまだあるのしても、その「巣」が、結婚でなくても、いい時代になってきているのです。もちろん。私もそうですが、男女関係は、非常に重要に考えています。関係の親密な異性が、たくさん欲しいです。でもそれが「結婚」でなくてもいい。そういう社会風土になってきているのではないでしょうか。人生設計、多様な時代に、特に、若い層には、なってきているのでしょう。
バーチュー・クリエイティング株式会社
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