2024年上半期セミナーの総括(その3)

query_builder 2024/06/01

おはようございます。

今回は、セミナーの広報態勢についての話を、主としてします。

本セミナーに当たりましては、各種の広告を打ちました。

出稿した媒体は、新聞(産経新聞・毎日新聞・デイリースポーツ)、マガジン(注目企業はこれだ)、WEBマガジン(B.S。TIMES)、WEBポータルサイト(こくちーず)、ディスプレイ広告、youtube広告、本HPなど多岐にわたります。

また、東京商工会議所の会員様に向けての、広告チラシなどによる宣伝も行いました。

本HPでは、特にブログで、最初のシリーズでにおいて、セミナーの概要の紹介を行いました。また、逐次、各講義の模様についての、ご報告を行いました。

さて、結論から言いますと、いわゆる「コスパ」は、あまり、芳(かんば)しくなかったですね。聴講者の多数の獲得には至りませんでした。それが、何故かを考えて見るに、現在の日本では、「日本の安全保障」に関心を持っている人が、少ないのかもしれません。

本セミナーの講師陣は、安全保障の各分野において、それぞれ一流の方をお招きしました。実際、講義の内容は、素晴らしいものでありました。講義内容は、Youtubeのアーカイブで配信させていただいておりますので、お見逃しになられた方は、是非、ご覧下さい、「バーチュー・クリエイティング株式会社」で検索すると、見られます。講師の先生のご意向により、非公開としているものもあります。

このテーマに関心を持っておられる方が少ないというのは、日本の特有の事情によるのかもしれません。

幸いなことに、第2次世界大戦後、日本は、武力紛争をしておりませんし、地域周辺の武力紛争にも、巻き込まれておりません。世界中で、戦後も武力紛争の絶えることなく、現在に至るまで頻発(ひんぱつ)していることを思い鑑(かんが)みるに、これは、大変、喜ばしいことでしょう。戦後の「経済重視、軽武装」の吉田路線が、日本の国是(こくぜ)になっており、「軍事」に関心を持つ人も、諸国と比べると比較的少なく、少なくとも、最近に至るまで、「軍事」について語ることは、タブー視されていた感があります。少なくとも、日本人が日本の安全保障について考える機会は少なかったでしょう。「平和」な時代が、長く続いたのは、何度も繰り返しますが、大変、望ましいことでしたが。

問題は、これからです。世界では、中国の著しい成長により、米国と中国の間での「覇権国」をめぐる、激しい競争が続いております。現在は、「経済戦」、「情報戦」の段階ですが、いつ「熱戦」が起きるかわかりません、北東アジア、東南アジアなどの日本周辺地域で、いつ、武力紛争が生起するか分からない状況です。日本も、直接的には、中国と尖閣諸島をめぐる「こぜりあい」を抱えておりますし、台湾有事、朝鮮半島有事など、「一触即発(いっしょくそくはつ)」の状況なのです。日本では、現在、意識されることの少ない、遠い世界の話に思ってる方が多いと思いますが、実は、そういう状況なのです。

私は、前職が防衛省職員(自衛隊員)で、約40年、在職して勤務しておりましたから、この問題についての関心は深く、定年退職し、OBになった今も注視しているところです。このセミナーで、自ら企画した内容でしたが、あらためて、講師の各先生方の、貴重なご講義をお聴きして、大変有益でした。先述しましたように、多くの講義はyoutubeで、聴講できます。是非、ご覧になっていただければと思います。

本ゼミナーは全11回、無事に完遂することができましたことを、大変、良かったと思います、あらためまして、聴講者、関係者の方々に御礼申し上げます次第です。

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バーチュー・クリエイティング株式会社

住所:東京都渋谷区恵比寿1丁目19-19 恵比寿ビジネスタワー10F

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