おはようございます。
今回は、時事ネタから、論を起こしたいと思います。
ここ2.3日の話ですが、ある殺人事件が報道されていました。その内容は、弁護士の人が、自分の母親を殺害したというものです。その動機は、母親が介護施設に入るのを拒んだからというものです。ニューズは断片的に報じられているので、それ以上の具体的な内容は分からないでのですが、一見すると、短絡的な、殺人という印象を受けます、介護の現場は、大変な状況にあるのは、承知していますが、また、それ以上の深い事情があるのかもしれませんが、ちょった、びっくりさせられます。また、これも、つい先日の事件ですが、弁護士の人が、いわゆる「不同意性交」を行い、逮捕されたとの報道がありました。これらが世間の細目を集めるのは、法律の専門家である弁護士という職業についている者が起こした犯罪ということです。
この種のことは、昔からあります。例えば、警察官、自衛官、消防官、医師、裁判官、検察官という、世間からは、一般に深い信頼を寄せられている職種の人が、何らかの事件を、起こしています。こうした、職種の人は、特に高い「職業倫理感」を有することを求まられています。その人達が起こしていまう「犯罪」は、目立ちますし、一般の人が行う「犯罪」とは、また、違った視点で見られます。
もちろん、一部の人達の犯罪かもしれません。それで、その職種の人達全体は否定されることはありません。大部分が、真面目に職務に精励され、きちんとした日常生活を送っておられることでしょう、何事も、一般論だけでは考えずに、個別具体的に、考察していかなければなりません。
組織の秩序を保つことも必要です。例えば、警察ですと、職員の非違行為があった場合、すぐに、処分をし、「依願退職」という形で退職させます。それで、部内規律の維持を図ります。
このように、世間からは頼りにされ、尊重されている職業の人達は、特に、注意して身を律していく必要があります。一般の方の不祥事とは、また、別の視点で見られることを、忘れてはいけません。各種、法令を遵守し、特に、犯罪に当たる行為は、極力、回避しなければなりません。
そうでないと、社会の秩序の維持ができないのです。やはり、このような職種の人達は、世間の模範にならなければいけません。もちろん、人間ですから、そう完璧に生きられるものでは、ありません。時には、気を抜いたり、羽目を外すことも必要です。年柄年中、緊張してばかりだと、疲れてしまいます。ですから、こういう人達のような職種につくひとはことは、一種の「覚悟」が必要ですね。「私」より「公」の立場を、重視しなければいけません。
そのようなことを、あらためまして、考えた次第です。
バーチュー・クリエイティング株式会社
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