最近の日本の治安情勢について（その5） | 東京のセミナーならバーチュー・クリエイティング株式会社 | ブログ

おはようございます。

今回は、いわゆる「闇バイト」の問題を取り上げましょう。

職探しといいますと、昔は、ハローワークや各種フリーペーパーの求人情報に基づいて行われていました。今は、インターネットが高度に発達していますので、ネット上の求人サイトが､数多くあり、そこでの職探しが、パソコン､スマホがあれば容易にできる時代になりました。それに、登録していると、毎日、数多くの情報が送られてきます。それを見て､自分のニーズに合って､関心を覚えた求人に、応募して、職探しをするというのが、一般的なパターンになってきています。

それは、何も問題はないですね。とても、便利になりました。ネット社会の恩恵を誰でも、感じていると思います。私（代表取締役）も、会社の仕事の隙間時間を活用して、副業といますか、もしくはWワークといいますか、したいと思い、そういう求人サイトに登録し、よく情報を見ていますし、実際、副業をしています。

そうした、一般的な職探しは、いいですね、求人の方法が、ネットのフル活用になっただけで、求人の内容が変わったわけでは、ありません。

今､社会で、そうした求人の問題になっているのが、いわゆる「闇バイト」の問題です。特に10代から20代にかけての若者がターゲットになっていることが多いようですが、ネットで、例えば、「高額バイト」と検索すると、各種の情報がくるそうです。これは見聞の話で、私は試したことがありませんから、実際の様子は知りません。すると、その「高額」というところに釣られて、若者が、応募してしうのですね。どれだけの「高額」さか、分かりませんが、コネクトしてしまう。

大体、普通の求人なら、時給は、千円台でしょうね。それが、数万日、数十万か知りませんが提示される。それに、惹（ひ）かれて応募してしまう。実際の求人内容は、いわゆる「非合法」な内容の仕事です。最近、話題になっているのでは、強盗とか、特殊詐欺とか、そういうものが多いみたいですね。一端、応募してしまうと、運転免許証などの情報提供が求められますし（これは、別に、どんな普通の求人でも同じなのですが。）、身元を把握されますし、そこで、応募したものの躊躇（ちゅうちょ）してやっぱり辞めようと思っても、いわゆる「足抜け」が非常に困難です。このことを、「ばらすぞ」とか、また、「家族に危害を加えるぞ」とか、脅されて、辞められなくなってしまいます。そして、「非合法」な行為に関与して、警察のご厄介（やっかい）になり、場合によっては、一生を棒に振るようになります。

そのような、安易に高額な報酬を稼げるようなことが、一般社会において、あるわけではありません。基本、「合法的」な行為を行う仕事は、低収入と言えば低収入です。先述したように、大概の場合、せいぜい､時給にしてみれば千円台でしょう。それで、多くの人は、働いて生活している。これは、いわゆる「バイト」の話で､企業に勤めてるときは、また別の話でしょうが。

ともかくも、主として若者を対象にした「闇バイト」（高額バイト）の求人には、決して応募しないようにしましょう。世の中に、そうそう、上手い儲け話があるわけではありません。結局は、地道に、額に汗して働くのが、一番です。できうるならば、「非合法」な行為は、生涯すること無く、生きて行くのが、一番ですよ、決して､警察のご厄介にならないような仕事をして下さい。10代や20代で、人生を棒に振らないようように、切に願う次第です。