最近の日本の治安情勢について（その7） | 東京のセミナーならバーチュー・クリエイティング株式会社 | ブログ

おはようございます。

今回は、「SNS」に関する話題を取り上げます。

現代の急速なIT技術の発展に伴い、いわゆるGAFAMと呼ばれるような巨大企業が生まれました。社会の情報を根本から。左右する存在になっています。流石（さすが）に､各国もこの企業体を、規制する動きが出てきました。

また、この革命的な現代の情報社会において、いわゆる「SNS」と呼ばれる情報媒体も出現しました。具体的には、フェイスブック、インスタグラム、TICTOK,

X（旧ツイッター）、YOUTUBE、LINEなどです。

これらのツールは、大変、便利なもので有効に活用すると、大変に役立つものです。いわゆる「情報発信」を誰もが容易にできるようになったことは、大きなメリットでしょう。従来は､テレビ、新聞、ラジオ、マガジン、書籍といった、大きな意味でのマスメディアに情報の流通は限られていました。そのルートに乗らなければ､社会に対する意見表明は、困難でした。それが、インターネットの急速な発達に伴い、パソコンやスマホやタブレットがあれば、誰でも、情報を流すことができるようになりました。これ自体はいいことですね。

お仕事にも活用できますし、プライベートな情報交換もできますし、また、自らが､情報発信をしなくても、「情報受信」といいますか、それらのツールを鑑賞しているだけでも、楽しいものです。趣味の一つにもなります。

ただ、これらのSNSは。諸刃（もろは）の剣にもなります。世上（せじょう）、よくニュースにもありますが、「おふざけ動画」が投稿されたり、また、投稿内容により、いわゆる「炎上」しています。また、これらのSNS}により、情報の流通がなされるのはいいのですが、その情報の真偽性（しんぎせい）、信憑性（しんぴょうせい）は、よく見極めなければなりません。先述したマスメディアなどは、ルートに乗るのが中々難しいですが、一応のファクトチェックのハードルはなされています。それに比べると、SNS]に限らず、インターネット情報は玉石混淆（ぎょくせきこんこう）です。よく「フェイクニュース」という言い方をしますが、誤情報、偽情報が、とびかう場合も多いので、流されている情報を鵜呑（うの）みにすることなく、自分で、ファクトチェックをしなければなりません。

また、これは、余談になりますが、SNSを通じた、「詐欺被害」というのも、良く見聞することですね。SNSを通じて、悪質な投資話を持ちかけられて、大きな損害を被（こうむ）っている人がいることは、よく報道されています。特に、「国際ロマンス詐欺」といいますか、人の「恋愛感情」を利用した、詐欺話も多いので注意しましょう。やはり、「恋愛」というのは、SNSでするものではありません。日常のパーソナルな、対面を中心とした男女間の交流（対面、電話、旧知の人とのLineやメールの交換、手紙など）の中でするものです。それを、SNS上でするなど、できるなどと言うことは、厳に謹（つつし）んで､また、注意深く対応して下さるようにして下さい。

現代の高度に発達したSNS]どのツールを、もはや、排除できる時代ではありません。各種の必要な法規制をかけながら、有効に活用して、お仕事や、プライベートな交流に役立てるべきです。例えて言えば、包丁（ほうちょう）は、料理に使えば、大変、役立ちますが、使い方を誤（あやま）ると、人を殺傷する「凶器」になるということです。このことをよく認識しながら、インターネットやSNSを上手く活用していきましょう、これは、現代社会における、大きな「治安問題」の一つになっています。くれぐれも用心して、おおいに楽しんで下さい。