現代「帝国」論(5)

query_builder 2024/06/25

おはようございます。

今回は、「皇統」についての話をします。

現在、天皇制に関して、最大の問題になっているのは、「皇統」の維持の問題です、

日本の天皇は、歴史的に「男系天皇」であり、現在の皇室典範にも、その旨の規定があります。

もちろん、女性が天皇についていたことはありまます、いわゆる「女性天皇」です。ただし、「女性天皇」と「女系天皇」は。違う範疇なのです。

男系天皇ちは父親の血を重視する考え方なのです。

これについて、それは「女性差別」ではないか、現代の「男女平等の考え方にそふわないとの批判が出てきそうです。しかし、これは、考えて見ると、「逆」の話なのです。むしろ、冗談まじりながら、「男性差別」なのではないかと思われるのです。

つまり、こういうことです。しかし、男性は、天皇家意外の男性が、皇室に入ることができない仕組いうことです、女性は、男性天皇に嫁いで、誰でも「皇室」の一員となることができる仕組みになっているのです。これが、「男系天皇」の本当の意味合いなのです。「女性差別」ではなく、むしり「逆」なのです。

歴史上、やはり皇統が途絶えそうになったことがありました。しかし、当時の為政者たちは、「必死」に、男系天皇の血をひく者を探し出してきて、皇位につけました。現在の皇室においては、男性皇族が、皇嗣の秋篠宮電殿下とその子息の悠仁親王と、高松宮殿下しかいません。女性皇族は女子が比較的たくさんいるのですが、嫁がれると皇籍を離脱します。そういうことで、天皇の有資格者が、数、限られえいるのが、現状の法制度ななのです。

そこで、いろいろな対応策の議論が、官民を問わず盛んです。「女系天皇」の容認、女性宮家の創設、女性皇族がご結婚されても「皇女」という制度をつくり後続の一員にとどまってもらう、などの議論があります。これは、いわゆる「保守派」はよく反発します。そこ、で、出てくるのは、「旧宮家」の皇籍復帰です。戦後、宮家は、かなりの程度、削減されました、そこで、男系の血をひく旧宮家の者を復籍させて、その者自体を天皇位につかせることはしませんが、そのご子息を、天皇の候補者として、確保しておくという案です。

今、政府の方でも、密やかに、これら初案の検討が進められています、何しろ、

「男系天皇」を維持するのか、「女系天皇」を容認するのかは、日本の歴史に関する大問題です。繰り返しになりますが、「女性天皇」は歴史上、おられます。しかしそれは「男系」の女性天皇です。「女系天皇」を認めると、とんでもない男性が天皇になる可能性があるということに、「保守派」は猛反発しているのです。

現在の天皇家の方々は、女性の皇族が、多いことに鑑み、比較的、柔軟な考え方をとっておられるようです。まだ、悠仁親王がおられるので、当面は、男系天皇の皇統を維持することは可能ですし、時間は、まだまだあるとも、、政府を含めて考えているようです。

短期的にみても、まだ独身の女性皇族は、多くいらっしゃいますが、いずれ嫁がれると皇籍を離脱され、皇族の数は、どんどん減少していきます。時間は、まだまだあるかもしれないのですが、悠仁親王に、いつ病気や、不慮の事故があるかもしれません。また、悠仁親王の子供が、女性ばかりという可能性もあります。そろそろ。政府としても、本腰を入れて、皇統についての問題を考えなければいけないのではないでしょうか。国民としても、その議論を注視しておく必要があるでしょう。憲法に、天皇の地位は、「国民の総意」に基づくとあります。日本の長い歴史の中で、皇統の維持に、奮闘努力してきた先人たちの努力があります。

私は。悠仁親王の存在で、時間的余裕はまだあり。しばらくは様子見の姿勢でいつつも。「皇女」の制度の創設と、「旧宮家の皇籍復帰」は、検討課題として早急に取り上げ本格的な議論を始めるべきだと思います。

先にも述べたように、天皇の地位は「国民の総意」に基づきます。その総意が「女系天皇」容認になるのなら、それはそれで構いません。「女性天皇」と「女系天天皇」は意味合いが異なるとの認識を持たれた上で、女性天皇の時代が来るのは、全く構いません。ただ、、その時、日本の歴史は根本的に、別の新しい時代になることを認識していただきたいと思って居る次第です

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