最近の政治の動きを考える(その6)

query_builder 2024/07/12

おはようございます。

今回は、国内政治における「政局」の動きについて言及します。

現在の政治日程で、最大の焦点は、今年の9月に実施される、自由民主党の総裁選挙と、来年には任期満了を迎える衆議院総選挙です。

このところの、国政・地方の選挙の動向を見てみると、自民党には、厳しい結果がでています。先の、東京都知事選に併せて行われた都議会議員の補欠選挙においても、2勝しただけの惨敗でした。東京都議会の選挙結果は、来るべき国政選挙の動向を伺うバロメーターになることが多いです。自民党は、選挙前には、綿密な独自の世論調査を行います。現在の岸田文雄政権の支持率は、報道により違いがありますが、20数%台で、不支持率がその倍近くあります。政界には「青木幹雄の法則」というものがあり、政権支持率と党支持率を足して、30%に満たないなら、政権の行方は危ないと言われます。すると、それを足した数が、まだ50%近くありますから、まだ、大丈夫かということにはなります。

いずれにせよ、岸田首相の下では、来るべき総選挙を戦えないと自民党の国会議員が考えれば、岸田首相に対する退陣圧力は強まるでしょう。岸田首相は、現在、外遊中で、得意分野の外交で、存在感をアピールしていますが、国内では、自民党内の政治資金の問題や、内政の諸課題の下で、苦吟(くぎん)されています。今のところ、岸田首相が、総裁選挙に立候補するかどうかは、分かりませんが、党内での総理・総裁経験者の麻生太郎氏や、菅義偉氏などとの間に隙間風(すきまかぜ)が吹いているとの話もちらほら聞かれます。場合によっては、出馬辞退も考えられます。すると、総裁選への立候補者がどなたがでてくるか、現時点で定かではありませんが、新総裁の下で、早い目の解散、総選挙で、実施ということになるかもしれません。

現在、野党の方では、まとまりがありません。以前の民主党のような、政権の受け皿になれるような機運はありません。総選挙が行われると、自民党の現有勢力からの減は免れないでしょうが、現在の立憲民主党を始めとする野党中心の政権ができるかどうかは、難しいでしょう。自民党と公明党の勢力に加えて、維新の会や。国民民主党などの、最近岸田政権に靡いている党との連立協議が進展するかもしれません。とは言え、小選挙区制の下で、ドラスチックに選挙結果は変動しますから、どう転ぶかは分かりませんが。

岸田首相は、総理・総裁として、ご尽力されていますが、いったん「増税めがね」などのレッテルえを張られたりしますと、挽回(ばんかい)が難しいです。国民負担の軽減を図るような政策を小出しに打ち出していますが、なかなか、効果がでない。返って、選挙目当ての政策と受け止められかねません。現在、株価はどはかなり高い数値が出ているのですが、円安は止まりません。実質賃金の伸びも、ずっとマイナスの状態が続いています、賃金の上昇が、コストプッシュインフレに追いつかない。

この現象はどこから来たかというと、岸田首相の「聞く力」が、財務省などの「声」ばかりを聞いていると受け止められているからです。岸田首相の周りは、親族、政権側近、官僚を始めとして、財務省出身者が多いです。ここで、局面を打開するためには、思い切った政策の転換、例えば消費税の減税などを、打ち出せればいいのですが、財務省も必死の抵抗を試みるでしょうから、かなり困難でしょう。

すると、現在の支持率も「じり貧」状態のままで、総裁選挙ということになります。

とは言え、現在の総裁選挙の出馬候補者とされている人達が、どう局面転換を図ることができるのかは、未知数です。これまでとは、異なる、思い切った政策を政治のリーダーシップで打ち出せる人が、岸田首相であれ誰であれ、次の総裁に就任して欲しいものです。要は簡単、思い切った政策転換を打ち出して、「国民の信」を問えばいいのです。そうすれば、強力な「官僚」の力も押さえ込めるでしょう。

それだけの見識をもって、「政治」を運営していって欲しいものです。「国民」は1円、10円の。、安さを求めて、買い物してます。「安い」賃金の下で働いています。「苛政(かせい)は、虎より、甚(はなは)だし」。国民負担率のできるだけの軽減を図る措置を取れる人が、次の総裁候補者には、ふさわしいでしょう。

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