最近の政治の動きについて考える(その14)

query_builder 2024/07/20

こんばんは。

今回は、最近の「防衛」に関する諸点について、言及します。

一つ目は、最近、報道されている「不祥事」の問題です。

特定防衛秘密の取り扱い、潜水手当の不正需給、不正な部隊喫食、パワハラ処分などについて、大量処分者が出ていることについて、新たに、潜水手当に関して、昨年11月に、自衛官の逮捕者が出ていたことについての事態が発覚しました。問題は、その事実が、隠蔽(いんぺい)されていて、防衛大臣に報告されてのが、つい、2,3日前だったことです。このことは、防衛省自衛隊の組織的な問題になります。この頃、自衛隊は「不幸」続きです。元女性自衛官に対する性加害問題、自衛隊のヘリの墜落、射撃訓練時の銃乱射事件、特定防衛秘密の漏洩、各種ハラスメント体質など、諸種の問題が、生じています。以前から、時折、諸種の不祥事事案が、発覚している経緯があります、近くは、スーだン派遣部隊の日報問題、防衛施設庁(当時)の汚職、調達実施本部(当時)の汚職、防衛事務次官のの接待に関する事案などなど、頻発しています。この種の事案の度ごとに、対応策がとられはする、例えば組織の改編などが行われるのですが、こう立て続けに事案が発覚すると、自衛隊へのイメージダウンが激しいです、一方で、防衛省自衛隊が、本来の防衛任務を行っていないかというと、そういうことでもないです。各種の国際的な防衛協力の進展などは、好ましいことです。そうした自衛隊の「正」の側面と「負」の側面。その両者を公平に見ていかなければなりません。「負」の側面は、本来、あってはならないことです。しかし、防衛省自衛隊に限らず、殆どの組織体が、両面を抱えています。もっとも、防衛省自衛隊は、その本来の使命から、他の組織体とはまた特別に、厳しい規律の維持が求められはします。

今般、国会において閉会中審議が行われ、今回の問題が審議される模様ですが、単なるスキャンダル追及にとどまらず。事態の全容の明確化が行われるような質疑を期待します。折しも、防衛力強化の動きの中で、防衛予算は、GDP比2%になります。いわゆる「防衛増税」も検討されています。新たな国民負担を求めてまで、そのような措置をとらなければならない国際環境の下で、今回の問題を一過性の追求に終わることなく、本質的な議論を行っていただければと思います。

二つ目は、報道によると、民間団体の主催で、国会議員を参加者として、いわゆる「台湾有事」を想定した、シミュレーション研究会が行われたようです。このような試みは、いいことだと思います。私(代表取締役)は、何も、緊張感を煽(あお)っているわけではないのですが、これまで、度々、台湾有事の問題に言及してきました。今回の研究会では。「2027年」を想定しているみたいですが、丁度、中国が、台湾侵攻能力を有する頃だと言われています。また、シナリオは、台湾有事に限られるだけでなく、北朝鮮、ロシアなどによる「陽動作戦」が行われることも想定されていることは妥当で、日本も、攻撃を受ける可能性があることとされていたのは、適切なシナリオです。これは、勿論、軍事的なシナリオ研究で、実際、戦争が始まってからの対応を考えるものですから、結構ですが、何事も備えあれば憂いなしです。勿論(もちろん)、実際の国際政治の場では、政治、外交、経済などの駆け引きが繰り広げられます。戦争に至らないようにする「外交努力」などが必要です。ただし、それも、「軍事力」の裏付けが必要です。そういう意味で、このような研究会などを通じて、国会議員の諸氏などの意識を高める努力は必要だと思われます。

このような、厳しい国際環境の中での防衛力強化の動きの一方で、防衛省自衛隊の「不正」は追求されてしかるべきです。早く、組織の「膿(うみ)」を出し切って、正真正銘に、日本の国防の中核となれるような組織体にしなければなりません。単なる、一過性のスキャンダル追求に止まることのないように期待します・

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