現代社会におけるワーク・ライフ・バランス論(その4)

query_builder 2024/08/03

おはようございます。

前回までは、男女関係を題材にして、「遊び」ということについて考えてみました。小難しい議論は別にして、以前のより大らかな時代の良さを、現代の日本の社会は取り戻したらいいのではないかとの主旨から、述べさせいただきました。

感情的に言うと、人間は、男女関係において「独占欲」があります。既婚の配偶者なり、未婚の恋人なりが、自分以外の異性と親密になること、特に、「からだ」の関係になることに、非常に強い反発を覚える人は多いと思います。一般論的に言うと、「離婚」ないしは「離別」に繋(つな)がるかもしれませんね。特に、いわゆる「素人」さんの関係については、そう言えます。「玄人」筋においては、何ということはなくても、「浮気」などされたら大問題になるかもしれません。

以前なら、「男性」が「浮気」をして、「女性」が忍従するというパターンが主であったのですが、最近は、「女性」もかなり強くなりました。「女性」の方が、夫なり恋人なりに「拘束」されたくないという感じです。良い意味では、「男女平等」と言いますか、女性が、より自由な生き方をできるようになったのは、「嘉(よみ)すべきことでしょう。私は何も「浮気」の勧めをしているのでは、ありません。夫婦なり、恋人なりに関係で、お互いに相手に満足していれば、そういう事態は、先ず、ないでしょう。「浮気」に走るのは、何らかの遠因があると思います。ですから、円満な家庭を築いていたり、いい恋人関係にある人は、何も、この種の問題に気を病む必要はありません。

ただし、夫なら妻に、妻なら夫に、恋人ならその相手に、不満を抱いていようがいまいが、その相手以外と、何らの「関係」を持てないというのは、かなりの「苦痛」ですよね。この場合、「関係」とは「肉体関係」のことだけを言っているのではありません。日常的な関係性を含めます。夫婦、恋人の相手方以外に、「恋愛感情」を抱くことは、あります。いわゆる「好意」を持つというのですか。中には、おしゃべりをしたり、お茶を飲んだり、飲みにいったり、することもあるでしょう。「肉体関係」になると、そこまで踏み込むことは、「素人」さんにおいては躊躇(ちゅうちょ)することがあるにせよ、軽い、「ボディタッチ」くらいなら気にしない、もしくは、積極的な人も増えてくるんではないんですかね。欧米人なり外国人なら、ごく普通に、「ハグ」したり、ほほに「キス」したりすることは、夫婦や恋人でなくても、普通にしています。その点、日本人は、「堅い」国民性といいますか、余り、しないですね。まあ、国民性と言えば国民性ですから、どうこういうつもりはないのですが、何か、人間的な「触れ合い」といいますか、もっと、大らかになればいいと思いますが。

ともかく、何事も許容範囲というのがあるでしょう。車のハンドルにも「遊び」があります。車の運転を経験したことのある人なら、ご承知でしょう。そういう意味でのハンドルの「遊び」がないと、危なくて運転できません。日本社会が、これからどう変容していくのか。もともとは、「性」に関しては、とても大らかな日本社会でした。それが行きすぎて、ある頃から、今でいうところの「セクハラ」が横行していた時も、確かにあります。今でも、「Me too」運動の動きは盛んなのでしょうか。とくに当事者の女性が不愉快な思いをしていたならば、男性は反省すべきですね。

ただし、あまりに「潔癖」すべきるのも問題です。すくなくとも「好意」を抱いている異性から、「ボディタッチ」をされるぐらいなら、許容される位の社会風土でちょうどいいのではないですかね。ハンドルに「遊び」が必要なように、人間関係にも「遊び」の余裕が必要です。今なら、「セクハラ」はいけませんが、それに至らない関係性は、あってもいいような気が私にはします。何か、息が詰まるような、現代の日本社会ではありませんか。もちろん、女性が許容できる範囲内での、

いままで申し上げたような「遊び」の部分が、もっと、人間関係においてあればいいと思う次第(しだい)です。

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