おはようございます。
今回は、暴対法以後の動向について言及したいと思います。
「ミンボー」、いわゆる「民事対象暴力」の動きが目立ち始めましたので,警察当局としては、暴対法を制定し、規制に乗り出しました。
これまでの商慣習的な行為を含め,禁止する行為を明確化しました。
大きな代表的な「暴力団」を「指定能力団」として認定し、その対象としました。
当時は、この法律が、憲法の定める「結社び自由」を侵害するのではないかとの議論になり,司法の場でのやり取りになりましたが、その合憲性は認定されました。
この法律は,暴力団の資金源を制約することも目的の一つでしたが、暴力団にも、いわゆる「しのぎ」と呼ばれる、「仕事」があります。
現在、破綻(はたん)ぢている暴力団がないことからすると、暴対法デ禁止する行為以外の方法で、稼いでいるのでしょう。非合法的活動モ継続されているでしょう、当時の「ヤクザ」さんの言葉で印象2⃣残っているのは、「飯が食えなくなったら、悪いことをする」と言う話です。特殊詐欺などの、行為が盛んになっているのも、このせいでしょうか。
一方、ヤクザさんの世界では、「経済ヤクザ」ということも聞くようになりましたね。暴力団の構成員ではない人物を使って、いわゆる「フロント企業」を造り、株取引などの経済行為を行い、それで「お金」を稼ぐというものです。新たな「しのぎ」の手段でしょう。
とかく、取締りに当たる警察当局と、ヤクザさんの間での「いたちごっこ」になっている感があります。
ヤクザさんと、「しろうと」さんが、上手く共存していた時代を知っているものからすると、現在は、とかく「反社」の時代で、両者の関係を断ち切ろうとしています。しかし、現実の状況として、それは功を奏して居ませんし、暴力団も存続しています。むしろ、「しろうと」さんの犯罪行為の方が、かえって目立つ時代です。毎日のニュースを見ていても、特異な事例なのかもしれませんが、目立ちますよ
ね。
ともかく「反社」の動きや、自治体でも「暴力団排除条例」を造ったりしているのですが、却(かえ)って、全般的な治安状況は悪化しているような感をうけます。「反社」をしていれば、平穏な社会になるようなことが言われてましたが、全然、そんな様子は見受けられない。その原因は、どこにあるのでしょうか。
バーチュー・クリエイティング株式会社
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