現代の日本社会におけるヤクザ論⑤

query_builder 2024/08/16

おはようございます。

前回に述べた「原因」について、今回は言及したいと思います。

一番、大きいのは、「人間」が形成している社会だからでしょう。そうである以上、人間社会の構造は変わり有りませんから、犯罪をしてしまう人の割合も変わらないでしょう。昔から「泥棒(どろぼう)」はいましたし、今もいますし、将来もいるでしょう。

次に、日本の社会構造の変化があります。「失われた30年間」の影響で、日本の国力(経済力)は落ちてます。かつての経済大国の地位は落ちています(世界5位)。1人当たりGDPは韓国にも追い抜かれたと言います。総体的な国力低下の中で、国民の「貧困化」は進んでいます。それを脱却化しようとした、いわゆる「構造改革」は、かえって日本の貧富の格差の拡大を促進しました。そのような中で、犯罪に走る人も増えていきます。

また、日本人の国民性も変化してきました。かつての「穏やか」で、「知足安分」の生活に満足し、勤勉であった日本人も変わってきつつあります。 「国民性」から「優しさ」が失われつつあります。その結果、社会が不安定になり。「ぎすぎす」感が強まっています。

さらには、これまで述べてきた、日本人の「ヤクザ気質」の変容です。何か、「長いもののはまかれろ」と言いますが、大きいもの、強いモノに「迎合(げいごう)」をする傾向が強くなっている向きがみられます、多少の。いわゆる「義侠心(ぎきょうしん)」が少なくなってきています。多少、自分は「損」をしても、他の人のためになるとかすることをしなくなってきています。

このようなことが、「原因」と言えるでしょうか。

話は転換しますが、現在の「反社」の状況下で、「やくざ」さんの人達は、「地下」に潜るようになりました。かつては、表社会にも出てきて、「しろうと」さんの人達とも協調するところがあったのですが、そう言ったことは、「不可能」に近くなっています。そして、「飯が食えなくなる」から、「ヤクザ」さんも、「しろうと」さんも「悪事」に走る、という、「負」の循環になっています。

この状況は、どう解決していけばいいのでしょうか。

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