現代の日本社会におけるヤクザ論⑥

query_builder 2024/08/17

おはようございます。

今回は、現在の世相における治安の乱れについての解決策のヒントになる話をしてみたいと思います。

東洋思想の方では、社会のルールとして、「清規」と「陋規(ろうき)」と言うことが、言われます。清規というのは、表社会の法律や道徳ということで、普段、一般ルールの社会で機能しているルールです。陋規というのは、アウトサイダーの裏の世界のルールのことです。

ここで説かれるのは、一般社会の清規の方は、多少、乱れても影響が少ないが、陋規が乱れると、国家の存亡を左右するということです、一見一聞するとわかりにくい話かもしれません。

例えて言えば、「泥棒(どろぼう)」にも泥棒のルールがあるということです。困窮している人からは盗まないとか、盗むに当たっては、人を殺傷しない、とかいうことです。世の中、いろいろなアンダーグラウンドの話がありますが、そこに、守るべきルールがあるのです。

ヤクザさんは、表社会ではなく裏社会の「住人」です。昔から、この稼業に従事する人達はいました。世界中を見ても、マフィアとか、これに留意する集団がいます。いわば、裏の社会で、いわゆる「汚れ仕事」に従事している人達です。

日本においては、日本の風土があります。日本人の「ヤクザ気質」を反映して、良い言葉で言えば、「任侠道」に生きている人達です。ヤクザさんと言えば、「非合法活動」をしている集団と受け取られがちですが、確かに、そういう面もありますが、基本は「任侠団体」です。擬似家族のような形で、「親」と「子」、「舎弟」がいて、一定の統制の下、秩序が保たれます。「不良」や「愚連隊(ぐれんたい)」や「族」とは、異なるところです。

今の社会では、ヤクザさん、イコール、「暴力団」と捉えられがちですが、法律上はそういう組み立てになっていますが、必ずしも、そうではないですよね。暴力団と呼ばれている人達も、いわば「任侠団体」の組織体です。日常の様子は、マイルドなものです。いわゆる堅気(かたぎ)に迷惑をかけることは、謹(つつし)んでます。いわゆる非合法事案の場合、ヤクザさん同士で、トラブってるうちは、問題は少ないです、ヤクザさんの場合、お仕事は「しのぎ」といいますが、しのぎ上のことでイザコザが起こることはあるでしょう、人の殺傷に繋(つな)がる場合は、重大刑事事件になsりますが、そうでない場合は、警察も淡々と、事件処理するだけでしょう。いわゆる「ミンボー」で、やり過ぎた件がありましたので、暴対法ができ、警察の取締りがきつくなり、今は、「反社」チェックが日常的に行われている世の中ですが、以前は、ヤクザさんは、日本社会の中に、上手く、溶け込んでいたものです

今後、ヤクザさんはどうしていけばいいのでしょうか。また、社会は、ヤクザさんとどう共存していくべきでしょうか。

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