現代の日本社会におけるヤクザ論⑦

query_builder 2024/08/18

おはようございます。

今回は、現在の日本社会において、「ヤクザ」さんと「しろうと」さんの関係は、どうしたらいのかについての、話になります。

表向きは、「反社」の社会で、「暴力団」との関係があると、通常の日常生活にも差し支えが出てきます。国のみならず、地方自治体の方の、各種の法令上の措置がとられ、民間企業の方の対応も同様です。基本は、暴対法の下で、法令に基づいて、警察などの取締が行われます。一種の「ヤクザ罪」状態になっていると申し上げました。

現実は、どうでしょう。「暴力団」は、存続しています。資金集めにほ、苦労しているかもしれませんが、この不況下、どこの民間企業も同じ事です。「暴力団」も、「企業舎弟」と呼ばれる「フロント企業」などを通じて、金儲けをしていることでしょう。時には、関係の組織が非合法活動もしているでしょう。

普通に生活していれば、一般市民が、「暴力団」と関係することは、まあ、ないでしょうね。では、関係ある人はどういう人達なのでしょうか。

経済学風に言えば、「需要」が「供給」を造るのであって(ケインズ)、「供給」が「需要」を造る(セイ)ではないのですね。例えば、薬物事案もそうです。覚醒剤を買って使いたい人がいるから、覚醒剤の密売人は、覚醒剤を販売します。各種詐欺の被害もそうです。人間に楽して簡単に金を儲けたいという心理があるから、詐欺師の危険な投資詐欺に、ひっかかってしまう。今は、SNSの投資詐欺話が、盛んですね。特に、以前のブログで紹介したこともありますが、X(旧ツイッター)で、ポスティングしているだけなら良いですが、ダイレクトメールの接触から始まって、Lineのやり取りをすることは「厳禁」です。まあ、投資詐欺話ばかりだと言ってもいいでしょう。これは、「ヤクザ」さんがしているということもあるにはあるかもしれませんが。一般の「しろうと」さんが、普通にやってます。それだけにタチが悪い。

つまり何を言いたいかと言いますと、悪質な「しろうと」さんが急増しているということです。「ヤクザ」さんは、まだ、はっきり、暴対法で構成員の届をしているはずですから、分かりやすくていいです。准構成員ということもあるにはあるでしょうが、それは別にしましょう。ともかく、「しろうと」さんの中に、その仮面を株っているだけに、より、酷いことをしているのがいます。

では、厳密な「しろうと」さんとは何なのか。通常の、市民生活を健全に行っている人達です。「生業」について働いている。この定義だけで、十分です。この「しろうと」さんは、保護されなければなりません。これは、当たり前のことです。では、悪質な「しろうと」さんには、どうなのか。この点は、次回にします。


----------------------------------------------------------------------

バーチュー・クリエイティング株式会社

住所:東京都渋谷区恵比寿1丁目19-19 恵比寿ビジネスタワー10F

電話番号:03-5708-5985

----------------------------------------------------------------------