現代の日本社会におけるヤクザ論⑧

query_builder 2024/08/19

おはようございます。

今回は、悪質な「しろうと」さん、というところを、敷衍(ふえん)していきたいと思います。

いわゆる「しろうと」さんにも、善良、普通、悪質の3つに区分されます。前2者については、申し上げることは、ないでしょう。通常の市民生活を送っておられます。

毎日のニュースの中で、多くの事件、事故が起きていますが。暴力団が起こしている事案もあれば、「しろうと」さんが起こしている事案もあります。むしろ、後者の方が、数の上で、はるかに多いです。犯罪を犯す人は、動機は様々ですが、している内容に、暴力団と、それ以外の人による、その違いは、殆(ほとん)どありません。いわゆる「組織犯罪」であることが、前者には多いのですが、「しろうと」さんによるものは、個人によるところが多いことくらいでしょうか。

誰しも、それは見聞きしているところです。それでは、「反社」、即ち、「反社会勢力」という場合、何故、対象は、暴力団に焦点を当てているのでしょうか。「しろうと」さんの中でも、「悪質な」「しろうと」さんは、反社ではないのでしょうか。もちろん、暴対法関係での、法律上の定義として、そういう規定の仕方をしなければしょうがないことはあります。ただ、反社というなら、法律上のことは、ともかく、公平なものの見方をしなければいけないでしょう。

前のブログでも申し上げましたが、現在、行き過ぎた反社もあります。「ヤクザ罪」に近い状態だとも申し上げました。それにもかかわりなく、暴力団は存続しています。おそらく、「潜って」活動しているのでしょう。

話は戻って、悪質な「しろうと」さんの話になります。ここでは、その人間性というよりは、その行為が犯罪に該当するような場合を想定します。

例えば。不同意性交罪などで、警察が「逮捕」しても、検察の段階で、不起訴、起訴猶予になることがあります。検察は、一般的に、不起訴の理由は「開示」しないのですが、その「理由」を聞かせて欲しいと、率直に言って、思います。そうでないと、今は、ネット社会ですから、少し検索すると、様々な情報が流れており、変な揣摩臆測(しまおくそく)を呼んでしまうことになりかねません。具体的には、示談金か何かしりませんが、大金を積んで、不起訴にしてもらった、かのようなことを述べている情報に遭遇(」そうぐう)します。それが、事実かどうかは分かりません。ただ、読んでいると、この国は、「法治国家」なのかなと疑問に思います。検察、引いては司法に対する信頼が揺らぎかねない事態になります。検察には、特に、世間の関心を呼ぶような重大事案には、不起訴の理由を是非、公表していただきたい。

そういう、悪質なしろうとさんには、報道されるだけで、社会的制裁が加えられているのかもしれませんが、その人達、自身も大変でしょう。「芸能人」のスキャンダル報道などは、数多くありますが、興味本位ならともかく、とかく、様々な噂(うわさ)が流れ、それが、何の対処もされないまま、つまり、法的な責任を問われないまま放置されていることが、よくあります。具体的には、不同意わいせつ罪にあたる行為をした場合として、その噂が流れ、その真偽がはっきりしないまま、時日が過ぎていき、あるとき、突然に、その人がげっそりやつれた姿が、報道されます。すると、かなりの心理的圧力がかかっているんだなと、推察されます。

ですから、要するに、いわゆる「しろうと」さんにも、区分があり、道徳的にではなく、法的に問題がある場合は、それをきちんと措置しないと、社会秩序が保てないということがあります。「道徳」ということは、私は強調しすぎるのは、あまり好きではないし、適切では必ずしもないと思うのですが、法的な責任を問うことは、きちんとしなければなりません。言ってみれば、法律は、最低限の「道徳」であり、社会の「ルール」です。場合によっては、罰則も科されます。

このあたりのこと、注意しなければなりません。

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